今回の記事では、
最短で100切りを達成して頂く為の
ゴルフスイングの基本や上達法を一挙に解説させて頂きます。
スイング中に何を意識しどんなコツがあるのかを
各スイングパーツで解説して参ります。
全てマスターして頂ければ100切り達成は間違いないです!
さあ今から最短で100切りを目指しましょう!
それでは最後までお付き合い下さい!
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Contents
- 1 ゴルフスイング!最短で100切りする為のグリップ!
- 2 ゴルフスイング!最短で100切りする為のアドレス(構え方)!
- 3 ゴルフスイング!最短で100切りする為のテークバックとは!
- 4 ゴルフスイング!最短で100切りする為のコック!
- 5 ゴルフスイング!最短で100切りする為のトップ!
- 6 ゴルフスイング!最短で100切りする為の切り返し!
- 7 ゴルフスイング!最短で100切りする為のダウンスイング!
- 8 ゴルフスイング!最短で100切りする為のインパクト!
- 9 ゴルフスイング!最短で100切りする為のフォロースルー!
- 10 ゴルフスイング!最短で100切りする為のフィニッシュ!
- 11 ゴルフスイング!なぜスライスが出てしまう?
- 12 ゴルフスイング!なぜフックが出てしまう?
- 13 まとめ
ゴルフスイング!最短で100切りする為のグリップ!
ゴルフスイングにおいて、
ゴルフファーとクラブとの唯一の接点はグリップです。
グリップ、大きく分けて3種類とは?
ウィークグリップ
スクエアグリップ
ストロング(フック)グリップ
この3種類。
アドレスした時の握り方になります。
クラブを握った時の左手の向きにより違います。
クラブを握りアドレスした時の見え方
ウィークは左手甲の山が約1個
スクエアは約2個
ストロング(フック)は約3個
見えます。
アドレスの状態で左手甲が
前を向き立っている状態(ウィーク)か
上を向き寝ている状態(ストロング/フック)か
ウィークグリップはスライス。
ストロング(フック)グリップはフックしやすい握り方です。
と言うよりも、
ウィークグリップはアームローテーションが多く
ストロング(フック)グリップは少ない。
その分ストロング(フック)グリップの方が簡単です。
アームローテーションを戻せないとスライスします。
基本は、あなたがアドレスした時に
自然とグリップされた状態がベストだと思います。
でも初心者や100切りを目指す方は
ストロング(フック)グリップをお勧めします。
グリップ、両手のつなぎ方も3種類!
右手と左手のつなぎ方も3種類あります。
オーバーラッピング
インターロッキング
ベースボール
この3つです。
それぞれの特徴等はこちらで詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイングでグリップは重要?正しく握るチェックポイントはこれだ!
グリップの良し悪しでスイング全体が変わってきてしまいます。
スイングしやすいからと言って独自の握り方をしてしまうと
後になって上達の妨げになります。
初めが肝心です。しっかり正しいグリップを身に付けて下さい!
右手と左手がバラバラだと
力がしっかりクラブに伝わりません。
無駄に力を入れてもボールは飛びません。
だから正しいグリップを心がけて下さい!
ゴルフスイング!最短で100切りする為のアドレス(構え方)!
次はアドレスです。
アドレスもしくは構え方(ポスチャー)は比較的、
プロを真似しやすいですね。
何故なら静止している状態だからです。
憧れのプロのアドレスを真似する事は良い事だと思います。
【アドレス】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイングの作り方!アドレス(構え方)の超重要チェックポイント!初心者、100切り向け!
アドレスだけならトッププロの真似も出来ますよ。
世界で活躍されている選手をしっかり見て真似しましょう!
その時、必ず自分のアドレスも確認しましょうね。
本人は真似ているつもりでも実際には全く違ったりします。
鏡や写真、動画などで自分のアドレス(構え方)を
プロと比較してみましょう!
プリショットルーティンを作りましょう!
アドレスで注意しなければならない事は
しっかり目標方向を向けているか?
体重配分はおかしくないか?
リラックスはできているか?
軸は決まっているか?
最高の形でスイングをスタートさせたいですからね、
必ずチェックして下さい。
足のラインと肩のラインは平行で目標に向けていますか?
フェースの向きはあっていますか?
大事なチェックをいつも同じようにルーティーン化して下さい。
【ルーティーン】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフルーティン!素振や時間はどのくらい必要?プリショットルーティン【ドライバー・アイアン編】
アドレスの基本、前傾姿勢!
アドレスは、しっかり前傾姿勢を作りましょう!
正しい前傾姿勢の作り方は
まず背筋をピンと伸ばして、直立して下さい。
次に、スタンスをアイアンだと肩幅、
ドライバーだと肩幅よりやや広目に
その後、クラブシャフトを横にして両手で持ち
ベルト付近に押し当ててみて下さい。
そのシャフトを軸にして体を前傾にして下さい。
片山晋呉選手が良くやっています!
【前傾姿勢】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング!前傾角度の維持はなぜ出来ない?前傾姿勢を保つ方法とは?
【片山晋呉選手】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒片山晋呉のスイング練習やスイング理論やスイングの特徴を学びましょう!
膝をやや曲げて、腿の前側に体重を感じ
両足の内側でボールを挟んでるように意識して
足の裏の指10本で大地を掴んで下さい!
その状態で腕をぶらっとさせます。
落ち着いたところでグリップします。
アドレスの基本、両脇を締める!
アドレスでは両脇をしっかり締めた状態にして下さい。
締め方は手のひらを上に向けて
腕を胸の上から降ろす。
これだけで脇は締まります。
「ギュッ」と締める必要はありません。
アドレスの基本、ボールの位置は?
ボールは、左かかと線上。
これは人によって違いますが
私はアイアンだと左かかと線上よりやや内側に置き
ゴルフクラブによって、右足の位置を変えています。
ドライバーであればボールを左足かかと線上に置き、
肩幅よりやや広めに
ウエッジであれば、肩幅より狭めにします。
だからウエッジの時はボールはほぼ真ん中辺になります。
アドレスの基本、手首の角度は?
アドレス時の手首の角度は、
こちらも人それぞれですが、
前傾姿勢を取り
手をブラッと垂らしたところでグリップしたら
自ずと手首の角度が出来ます。
【手首の角度】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
深すぎず、浅すぎずで結構です。
丁度いい角度を作ってください!
ゴルフスイング!最短で100切りする為のテークバックとは!
テークバックとは、
アドレスからゴルフクラブを上げてく動作ですね。
動き出す部分なのでこれが正しく出来ないと
スイング中にズレが生じてしまいます。
テークバック始動の仕方!
アドレス(静の状態)からテークバック(動)が
始まる訳ですが、
どこから動かすかが、ポイントになります。
【テークバック】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング!テークバックの始動や仕方は?手首の動きは?腕のローテ―ションって?
人によれば、コック(手首)からだったり
下半身からだったり、
肩からだったり腕からだったり・・・
私は肩(胸)から動かすようにしています。
厳密に言うと下半身で肩(胸)を回すイメージ
下半身を回そうとするのではなく
下半身で肩(胸)を回していき、
肩(胸)の回転に引っ張られ
下半身が回転していくテークバックの仕方です。
テークバックのきっかけ?
テークバックの始動はきっかけがないと
動けない方もいらっしゃいます。
静⇒動
これが意外と難しい。
アドレスした状態でずーっと固まってしまっている方を
よく見かけます。
「誰かきっかけを下さい・・・」と言っているような。
そうなんです。
きっかけがないと動き出すのが難しいのです。
代表的なきっかけですが
①体重を一度左足に持って行く
②手首を少し動かしハンドファーストにする。
などなど、
テークバックする方向とは逆な動きを一度入れてから
始動するとスムースに始動できます。
私は特にきかっけの動きは入れませんが
下半身で肩(胸)を回そうとすると始動しやすいです。
始動し始めたら、肩は約90度、左肘も約90度、手首も約90度
回します。
これは全て約90度です。
肘が曲がり始めると、手首も自動的に曲がり、
コックが入ります。
左腕が地面と平行になるくらいでトップの形が出来ます。
そのまま、肩が回ってトップへ。
クラブが地面と平行になった時、後ろから見ると
フェースの角度と体の前傾が平行になっているのがベスト。
あまりシャット(フェースが下を向く)過ぎても
オープン(フェースが上を向く)過ぎてもダメです。
テークバックで腕はローテーションしていきます。
アプローチやパターのように肩を回すだけでは、
アームロ―テーション(腕の旋回)はしません。
ですが、右肘を曲げ腕が動くと自然とローテーションします。
クラブフェースは開き、左手甲はやや上を向いていきます。
両脇はどうなっている?
両脇は締まっています。
アドレスで出来た脇の締めはテークバックでも同じです。
特に右脇はしっかり締めておいて下さい。(ただし力はいりません)
【右脇の締め方】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
左脇はローテションする分緩みます。
トップでは、開きます。
【左脇】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング!左肘、左手(左手首)の使い方は?左脇の締め方とは?左肩の動きは?
ゴルフスイング!最短で100切りする為のコック!
コックは特に入れようと意識せず
自然と入るような形と意識して手首を折っていく形と
2種類あります。
またコックを入れない、ノーコックもあります。
どれでも問題ありませんが
自分がスムースにスイング出来るやり方を選択してください。
【コック】についてこちらの記事を参考にして下さい。
⇒ゴルフスイング 手首の使い方とは?正しくコックを使うと飛距離はアップする?コックの入れるタイミングはいつ?
ちなみ私のやり方は、
アドレスした時に既に少し手首に角度が付いていると思います。
その角度を維持しながら
テークバックで、右肘が曲がる事により
手首が折れコックが入る。これを意識してやります。
両手の人差し指をクラブに引っかけてコックします。
コックは左手親指側に折れます。
これが手首の甲側に折れたり
逆に左手のひら側に折れたりしてはいけません。
左腕から左手甲が真っすぐになるようにコックして下さい。
コックの角度も人によって違います。
あまり意識しすぎるとスイングに悪影響を及ぼすので
自分がスイングしやすい角度でコックを入れて下さい。
コックは、テークバックで入り、切り返しで
手首の角度が最大になります。
その手首の角度を維持してダウンスングからインパクトへ
ヘッドスピードを上げる為にコックは重要な動きになります。
正しく入れて、飛距離アップを目指しましょう!
私の場合、コックの入れ方やトップでの緩みが非常に気になり
それが気になるとスイングどころでは無くなっていました。
コックの入れ方は色々試しました。
テークバック後すぐに入れるアーリーコック
または全く入れないノーコック
どれもしっくりせず、
結局、意識して自然と入れる形を採用しました?
言っている事良く分かりませんが・・・
ご説明させて頂きますと
右肘が曲がるタイミングでコックを意識して入れるようにしました。
そうすると非常にスムースにトップに到達する事が分かり
その形で固定しました。
ただ切り返しでコックが最大化する瞬間
さらにコックが深くなり、
やはりそれが気になりシャンクが出たりしていました。
もはやゴルフどころではないくらい・・・
しかしある事をしたら全く気にならなくなり
積極的に切り返しでコックを深くさせるようになりました。
それについては後に出てくる『切り返し』のところで
ご説明致します。
ゴルフスイング!最短で100切りする為のトップ!
トップの形は、プロでも特徴があり、
これが正解、と言うのがなかなかありませんが
スイングのトップはあくまでも通過点。
【トップ】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング!トップで止めるのは間違い?正しい理想的な形や位置とは?
アドレスからトップまでは
スイング前半線、ここまでは重力に逆らった動きで
スピードはさほどありません。
よって、それほど難しい動きではない訳です。
問題なのが、トップからの切り返し以降の動きです。
ですので、トップまでは正しい動きや形を
早く覚えて頂き、スイング後半戦に備えてい欲しいです。
トップでは右肩が90度回転し
右肘も90度、もしくはそれ以上折れます。
手首はコックが入り90度、
後方から見るとシャフトはややオープンになり
レイドオフの状態に。
腕はローテーションされ左手甲は斜め上を向いています。
トップで手首の甲が内側に折れたり
外側に折れたりしてはいけません。
左手甲は真っすぐな状態になります。
一方下半身はと言いますと
右足に体重が最も乗ってる状態になります。
足の裏もしくは内側に張りを感じながら
右股関節を潰し体重が右に乗ります。
この時、体重移動をしようとする必要は無く
上半身に引っ張られてその場で回ります。
もし、しっかり股関節の入った前傾が出来ていなかったら
腰は45度以上回ってしまいます。
しっかりアドレスで前傾姿勢が取れ
股関節が入っているなら、腰は45度くらいしか
回りません。
【アドレス】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイングの作り方!アドレス(構え方)の超重要チェックポイント!初心者、100切り向け!
またアドレスから足の裏や足の内側を意識していれば
左膝が内側に折れすぎたり
右膝や腰が右にズレたりすることもありません。
スイング中は両足の裏、両足内モモを意識し
『ギュッ』と内側に締めて下さい。
そして
背骨に軸を感じながらスイングする事を心がけましょう!
ゴルフスイング!最短で100切りする為の切り返し!
切り返しではコックが最大になります。
【切り返し】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング 切り返しのコツ!下半身の使い方と左手首と胸の向きの関係!
切り返しでコックが最大になる事を理解し
それを受け入れる事で、気持ち悪さが無くなりました。
また切り返しで下半身の動きをゆっくりし腕を脱力させ
下に落とす感覚(自然落下)を身に付ければ、
気にならなくなりました。
【自然落下】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング!ダウンスイングの自然落下や右肘の使い方のコツは左肘にあり⁉
そして何といっても、前倒し(クラブを立てる)を
意識したら、トップでの緩みが逆に心地いようになったんです。
【前倒し(クラブを立てる)】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング!前倒しの(クラブを立てる)コツやタイミングとは?
この3つが先ほどコックのところで書いた
私の切り返しでの違和感を克服した『ある事』でした。
もし、コックを入れる事や、切り返しでの緩みでお悩みの方は
①切り返しでコックが最大化する事を理解し受け入れる事。
②切り返しをゆっくりし腕を脱力させる事(自然落下)。
③前倒し(クラブを立てる)意識する事。
きっと悩みが解消されると思います。
どうして切り返しでコックが最大化するの?
コックはトップで終わりではなく切り返した時に最大化します。
それはテークバックで上半身が回転し終わるほんの少し前に
下半身が切り返しを始める為、
上半身はまだ勢いがあるので、急には止まれず
上半身と下半身が一瞬、逆回転します。
この瞬間が上半身と下半身の捻転差のMAXになります。
そして順序良く肩、腕、手首とブレーキが掛ります。
最後にブレーキが掛る手首はヘッドの重みで
更に深く折れ曲がるという訳です。
だから厳密に言うと
捻転差のMAX後にコックのMAXがやってきます。
時間差ですね。
これが切り返しでのコックの最大化です。
しかし手首が『カチカチ』だとこれはスムースにいきません。
手首の柔らかさは、ひとにより異なりますが
徐々に柔らかくしていき
切り返しでのコック最大化を感じられると
ヘッドの重みを利用でき、飛距離アップが期待できます。
切り返しはどこからするの?
テークバックの始動は、上半身からと書きましたが
では切り返しでは?
切り返しは下半身から動き始めます。
アドレスから『両足の裏・両足内もも』に意識をしておきます。
これはスイング中ずっとです。
切り返しはその足の裏で下半身を回すようにして下さい。
もし、やりずらい方がいれば、
両足の内もも同士を密着させようとするイメージで
回転してみて下さい。
決して体重移動をしようとは思わないで下さい。
あくまでもその場で回転しようとして下さい。
但し、腰を前に出す動きだけは絶対にしないで下さい。
切り返しで腹筋に『グウッー』と力を入れ
お尻を突き出すようにします。
そして上半身がトップに収まろうとしている寸前に
下半身が動き出します。
ですが、
難しい場合はトップに収まってから動き出すでも良いです。
切り返しの注意点!
テークバックで上半身に引っ張られて動く下半身は
上半身よりも早く45度回転し右足体重になります。
そして上半身が90度回転するのを待ちながら
切り返しのタイミングをうかがっている訳ですね。
右足に体重が乗っている状態で
その場で回転しようとすると、右膝や右腰が前に出る
可能性があります。
そうすると前傾姿勢は崩れてミート率が下がります。
そこで、そうならない為のコツです!
左お尻を引きながらその場で回転してみて下さい!
難しい事言ってますね。
ゆっくりやって見て下さい。
左お尻を引きながら腹筋に力を入れ、両足の裏、両足内モモ
を『ギュウー』っと絞り上げる。
そして左膝がアドレスの位置に戻ったら
回転を一気に加速して下さい。
(初めは最後までゆっくりで結構です。慣れてきたら切り返しはゆっくりで徐々に加速して下さい。)
ゴルフスイング!最短で100切りする為のダウンスイング!
ダウンスイング!右腕の動き!
そのまま右腕は脱力して下に落とします。
【ダウンスイング】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング!ダウンスイングの自然落下や右肘の使い方のコツは左肘にあり⁉
トップで出来た右肘の曲げは
脱力しながら角度を保ちインパクトまで行くことで
コックも保たれます。
しかし右肘のタメに意識が行き過ぎると
フェースが開いたまま下りて来てしまう傾向にあり
インパクトでも開きがちです。
初めはタメを意識せず脱力する事だけを意識しましょう。
それが身に付いたら右肘の角度のキープも意識して行きましょう。
ダウンスイング!左腕の動きです!
左腕は前倒し(クラブを立てる)作業をしていきます。
その時、左脇、左肘を体に密着させ(実際、左肘は体に付かない)
体と共に回転すれば、クラブは立ちクラブヘッドは遅れません。
ではいつ前倒しを開始するの?
それは人によって異なりますが
基本は左膝がアドレスに戻った状態から始めます。が・・・
初めはなかなか上手くいかないので、切り返し直後から
徐々に入れていく事をお勧めします。
『脱力』と『前倒し』この二つコラボです。
そのタイミングを何回も繰り返して習得して下さい!
前倒しをうまく出来た結果
インパクトでしっかりフェースはアドレスと同じ状態になります。
コックした手首の角度は
インパクトを迎えてもキープする意識が必要です。
結局解けてしまいますが、自ら解こうとする必要はありません。
しかし力を入れてキープさせようとする必要もありません。
あくまでも角度をキープする意識を持つだけで良いです。
さっきから出てくる『前倒し』って何?
『前倒し』ですが
桑田泉プロが名付け親のようですね。
いわゆるアームローテーションの事です。
それを意識的に行うのが前倒し(クラブを立てる)です。
私はアームローテーションは自然に出来るものだと
勘違いしていました。
前倒しを意識し始めてからはレベルか格段に上がりました。
是非、『前倒す意識』を持ってみて下さい!
【前倒し(クラブを立てる)とアームローテーション】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング!前倒しの(クラブを立てる)コツやタイミングとは?
⇒ゴルフスイング!ドライバーの飛距離アップ!ヘッドスピードを上げる方法はコックと前倒し?
⇒ゴルフスイングのインパクト瞬間の形は?アームローテーションとの関係は?
ゴルフスイング!最短で100切りする為のインパクト!
さて最も大事なインパクトです。
ダウンスイングからインパクトに掛けて
最もクラブヘッドが加速していきます。
「インパクト後にスピードがMAXになる!」
と、言う人もいらっしゃいますが・・・
【インパクト】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイングのインパクト瞬間の形は?アームローテーションとの関係は?
とにかくインパクトは一瞬です。
プロでは秒速50m以上のヘッドスピードが出ています。
何が言いたいのかと言いますと
そのインパクトをどうにかしようとするのは、
かなり難しい事ですね。
だからインパクト前にインパクトを迎える準備を
しっかりしておかなければならないという事ですね。
再三出て来ますが前倒しをする事(クラブを立てる事)
これは非常に大事な事です。
これをやらないと、インパクトでボールの芯を捕える事は
非常に難しく、再現性を求めるゴルフスイングにとっは
致命的と言えるでしょう。
しかしアマチュア、
特に初心者の方や100切りを目指すゴルファーは
これを怠ってしまっています。
インパクトはハンドファーストでとか
ダウンブローで打つためにボールの赤道を打つとか
とかくインパクトの事を意識してしまいます。
当然、ボールに当たらなければ話にならないので
当てるという行為に意識が集中してしまいますが
パターやアプローチなどのゆっくりとした
スイングであればそれも必要かもしれません。
しかしショットに関しては
ほんの一瞬です。
インパクトでの腕の使い方や、ボールの当て方などを意識するのは
その前の動きが出来てからで遅くはないのです。
ですので、まずは
クラブを立てる意識や下半身の使い方など
に意識を向ける事をお勧めします。
ちなみにインパクトでの下半身の動きにつてですが
左膝が伸びかけている状態で
右モモが、左モモの方へ傾いています。
ベタ足スイングでは、インパクトでもまだ右足の裏が
地面に付いている状態の人もいれば、
少しだけめくれている人もいます。
ベタ足でない人は完全に、右足の裏はめくれています。
松山英樹選手は意外と右足のめくれが早いですね。
逆に2年連続賞金女王のイ・ボミ選手は
完全なベタ足スイングですね。
【松山英樹選手、イ・ボミ選手、ベタ足】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒松山英樹のスイング連続写真を見る!ドライバーの飛距離は?年収は?
⇒イ・ボミのスイング連続写真でアイアンやドライバーの特徴を解説!なぜ強い!初心者にも参考になる?
⇒ゴルフスイング!ベタ足って?右足の使い方や動きは?右膝はどう動く?右足の裏は?右足股関節は?
インパクトで前傾姿勢を保つことが大事です。
インパクトでは状態が起きてしまいがちです。
右足体重で下半身を回転させて右腰が前に出てしまうスイングや
ボールの行方が気になって
ヘッドアップして状態もつられてしまうスイングでは
前傾姿勢を保てません。
前傾姿勢が保てないと安定した球が打てませんので
ここはきっちり抑えておきたいポイントですね。
ちなみにインパクトで腰が前に出てしまっている方は
切り返しで腹筋に力を入れ左お尻を後ろに引く事をお勧めします。
【スイング中の前傾姿勢】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング!前傾角度の維持はなぜ出来ない?前傾姿勢を保つ方法とは?
インパクトでのハンドファースト
先ほど話題に出たインパクトでのハンドファーストですが
なぜハンドファーストでインパクトしたいのか
これは一言で言うと飛距離が出て
ダフリなどのミスショットを減らせるメリットがあるからです。
アドレス時よりもフェースが立つ為
番手が上がるのと同じことになり飛距離が出ます。
またフェースが上から入るのでダフリも減ります。
コックを出来る限り解かずインパクトを
迎える事が出来たら、結果ハンドファーストで当たります。
とにかくコックを解かないようにする必要がある訳ですね。
ゴルフスイング!最短で100切りする為のフォロースルー!
フォロースルーで大事なのは方向ですね。
プロのスイングを見ると左腕とシャフトが一直線になって
前に出ているように見えます。
実際、前に出ているのですがこれは
前方にクラブを上げている訳では無く
結果的にそう見えているだけです。
実際、クラブは体に巻き付くようにインサイドインの軌道を
通らなければなりません。
なのに、プロの連続写真を見たり、真っすぐ飛ばしたいと思うと
前に出そうとしてしまい、インサイドアウトになり
プッシュアウトの球が出てしまいます。
フォロースルでは腕でクラブの方向を決めてはいけません。
その為のには、左脇や左肘の締めが重要な役割を果たします。
ダウンスイングからアームローテーションで
クラブを立てるのに左腕を体に引き付けます。
【フォロースルー】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング!フォロースルーの方向は左脇と左肘の動きで決まる!
フォロースルーではグリップは常に胸の真ん中に位置し
胸の回転と同調します。
腕では無くボディーターンでフォロースルーの方向は決まるのです。
そうすればインサイドインにスイングする事が出来ます。
フォロースルーでの下半身の動きは?
フォロースルーで体重は左足に乗っていきます。
左膝がスエーしないように腰を回転させましょう!
回転させながら左膝は伸びてクラブの通り道を作ってあげます。
腰はインパクトでアドレスの位置から45度
フォローでは45度から90度近くまで動きます。
下半身が上半身より先行していないと
左肘が引けたフォローになってしまします。
気を付けて下さい!
ゴルフスイング!最短で100切りする為のフィニッシュ!
フィニッシュは、最終的な結果になります。
プロの綺麗なフィニッシュを見て
あれを真似しようと思い
フィニッシュだけを真似しても
それは何の意味もありません。
【フィニッシュ】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング!フィニッシュの形が決まらないのはなぜ?左足つま先・右肩はどう動く?
フィニッシュは最終結果であって
その過程が大事になる訳ですね。
アドレスからフォローまでしっかり出来れば
自ずとフィニッシュは綺麗に仕上がる訳です。
フィニッシュでの左腕の動きとは?
ダウンスイングから左脇がしっかり締まり
左肘も体の近くを通るように下りて来て
腕が体と同調しフォロースルーまできます。
そして最後フィニッシュで再度左脇が開きます。
【ダウンスイング】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング!ダウンスイングの自然落下や右肘の使い方のコツは左肘にあり⁉
これは腕の勢いが止まらず胸の前から
グリップが外れていく事により
左脇が開くわけです。
あくまでも締まってきた左脇が最後クラブの勢いに押され
開いてしまうだけです。
フォローから緩んでいては意味がありません。
またフォローの形を無理に作ろうとして、
上半身が回転させずに
腕だけを無理に回転させるのも、おかしな形になってしまいます。
上半身と腕の同調があって、最後の勢いで首に巻き付くだけです。
そこは気を付けて下さい!
フィニッシュでの下半身と前傾姿勢は?
フィニッシュで下半身は左に体重がほぼ9割乗っている状態です。
右足モモが左足モモに完全に密着していて
右足の裏は完全にめくれた状態です。
前傾姿勢は出来れば崩さずフィニッシュした方が安定すると
思います。
しかしフィニッシュでの前傾姿勢はかなり筋力を要します。
あまり無理に前傾を維持すると体を壊しかねませんので
徐々に前傾を維持できるようにしていきましょう!
まずはフォロースルーまで前傾姿勢を維持するように
心がけてみて下さい。
無理は禁物です。
【前傾姿勢】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング!前傾角度の維持はなぜ出来ない?前傾姿勢を保つ方法とは?
ゴルフスイング!なぜスライスが出てしまう?
スライスが出てしまう原理は
クラブフェースが開いて当るからです。
⇒【スライス】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
ゴルフスイング!ドライバーのスライスを直すには『意識する事』を変えるだけ!
スライスには大きく3種類あります。
①インサイドからフェースが開いて当るか
②アウトサイドからフェースが開いて当るか
③まっすぐフェースが開いてい当るか
それにより飛んで行く方向が異なります。
もしアウトサイドからクラブフェースが開いてあった場合
ボールは一旦左に飛び出します。
その後、右に曲がって行くわけですね。
もしインサイドからフェースが開いて当ると
右に飛びだして更に右へ曲がって行く『ドスライス』に
なってしまいます。
まっすぐ入りフェースが開いていると真っすぐ出て右に
曲がって行く。
スライスはフェースが開くから起こる現象です。
なぜフェースが開くのか?
それは振り遅れが主な原因なります。
それでは、なぜ振り遅れるのか?
それにはいくつかの理由があります。
代表的なところでは
①下半身の動き。
②右腕の動き。
③体の開き。
④クラブを立てる動きをしない。
パターやアプローチ(肩の動きのみ)ではスライスはしません。
なぜならフェースローテーション(アームローテーション)
が行われないからです。
しかし通常のスイングになると
右肘を折り曲げ、フェースがローテーションします。
いわゆるフェース(クラブ)が寝る訳ですね。
その寝たフェースがそのまま下りてきたら
インパクトではフェースは開いた状態にある訳です。
だから閉じる必要がある訳ですね。
【ローテーション】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイングのインパクト瞬間の形は?アームローテーションとの関係は?
フェースの開き対策とは?
上に挙げた①~③は開く要素
④は立てる要素です。
これらを修正していきましょう!
まず①の下半身の動き!
これは、体重移動を意識せずその場で軸回転する事、
また切り返しをゆっくりする事で修正出来ます。
【体重移動】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング体重移動のやり方やポイント!体重移動は結果である!
次に②の右腕の動き!
これは切り返し以降右腕を意識して使わずに、脱力させて
トップから自然落下をさせてみて下さい。
これで修正出来ます。
そして③の体の開き!
これは上半身を回転させようとは考えないで下さい。
特に肩を早く回そうとするとフェースはどんどん開きます。
あくまでも上半身に引っ張られて回転するのです。
そしてチャックポイントとしては、
ダウンスイングで左膝がアドレスの位置に戻った時に
胸が斜め右を向いているかを見て下さい!
もし右斜め45度よりも回転していたら
それは、上半身を使っている証拠です。
これで修正出来ます。
そして最後④のクラブを立てる。
これは上の①~③と違い
フック要素になります。
上の3つでスライス要素を減らし
④でフック要素を入れれば、スライスは出ません。
【クラブを立てる】に関してはこちらの記事を参考にして下さい。
⇒ゴルフスイング!前倒しの(クラブを立てる)コツやタイミングとは?
いっぺんに行うのは難しいので
心当たりがある方はひとつずつ潰していってください!
スライスとは異なるシャンクやプッシュアウト!
スライスでは無いですが、似た球筋で
シャンク、プッシュアウトがあります。
シャンクはクラブフェースの根っこに当たってしまう現象
アドレスした位置よりもフェースが外側を開いたまま通る為
フェースの根っこに当たり「ペチッ」と音がして
右に真っすぐ飛んで行きます。
原因は、遠心力で腕が体から離れて動いてしまい
根っこに当たってしまいます。
完全な振り遅れから来るものですね。
もしこれが出たら、応急処置としてアドレス時のボールを
フェースのトゥー側に置いてみて下さい。
また腕を体から離さないよう脇をしっかり締めて
スイングしてみて下さい。
あくまでも応急処置です。
次にプッシュアウトですが
こちらは、
肩のラインが右に向いている状態になってしまう事が
原因になります。
右に向いている状態とは、
本来まっすぐ構えて打っているつもりでも
テークバックでインサイドに引いた状態で
ボールを上げようと思い右肩が下がりクラブも寝てしまう
そのまま肩のラインが戻らず左脇が大きく開いた状態で
スングすると右に飛んで曲がらない球が出ます。
インサイドアウトの軌道ですね。
下半身は真っすぐ向いているのに、ボールは
右に飛んで行く現象ですね。
ちなみにパワーがボールに伝わらないので飛距離は出ません。
プッシュアウトの直し方?
スイング軌道をインサイドアウトからインサイドインに
初めは色々なスライスが出るかもしれません。
しかし辛抱して続けて下さい。
ダウンスイングから左脇さらには左肘を締める意識を持つ。
まずここから取り組んでみて下さい!
ボールを上げようと思わない事!
上げようと思うと右肩が下がりクラブが寝て入ります。
では、どうするか?
上半身を回そうとしない、ダウンスングからは下半身を使うだけ
上半身は脱力して左脇、左肘を締めればOK
これで、直ります!
ドローボールヒッターもプッシュアウトが出やすい?
この現象は、ドローボールヒッターにも起こりやすく
右に出すぎて尚且つドローが掛らないとそのまま真っすぐ右に
飛んで行ってしまいます。
ちなみにドローボールヒッターがプッシュアウトすると
パワーは伝わるので、飛距離が出てとても厄介です。
ゴルフスイング!なぜフックが出てしまう?
今度はスライスの逆、フックです。
初心者に多いのがスライス、
スライスを克服すると今度はフックが出てきます。
これはなぜ?
これは、インパクトでのフェースの向きに気が付くからだと思います。
実際インパクトは一瞬なのでどこを向いているか分かりません
しかしスライスが出ているとボールが捕まっていないないので
しっくりきません。
そこで、何とか捕まえたいと考えてインパクトまでに
フェースを返そうとします。
発想は合っているのですが、やり方を間違えてしまいます。
無意識に右手を使ってフェースを戻してしまうのです。
上手く当たれば真っすぐ飛び、
フェースが返りすぎるとフックします。
時にはチーピンも出ます。
【チーピン】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング!チーピンの直し方は?原因はグリップや右手の使い方?
まっすぐ出る時もあります。
その時はしっかりボールを捕まえているので
ナイスショットのように錯覚してしまうんです。
(飛距離は出ませんが・・・)それだに厄介なんですよね・・・
フックを修正するには?
ポイントはボールを捕まえるにはどうするかですね。
間違っていたのは
無意識に右手を使ってクラブを返していた事です。
これを意識してクラブを立てれば良いだけです。
今まで
右手を使い無意識にアームローテーションしていた。
今後は
左手で意識的にアームローテーションさせる。
意識的にするので、フックが出ても自分で調整が出来ます。
また右手を使わないので、コックをキープする事が出来ます。
コックのリリースが遅くなる為、飛距離も出ます。
しっかりクラブを立てればフックは怖くありません。
もし意識的にクラブを立ててフックが出たら
少し立てるのを遅らせれば良いだけです。
何度も反復してどのタイミングが一番合っているのか
体に染み込ませましょう!
【コック・前倒し(クラブを立てる)・アームローテーション】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング 手首の使い方とは?正しくコックを使うと飛距離はアップする?コックの入れるタイミングはいつ?
⇒ゴルフスイング!前倒しの(クラブを立てる)コツやタイミングとは?
⇒ゴルフスイングのインパクト瞬間の形は?アームローテーションとの関係は?
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まとめ
今回は、ゴルフスイングの一連の流れを
一つの記事にまとめさせて頂きました。
『再現性が高ければそれが良いスイング』と
誰かが言っていました。
世の中には様々なゴルフスイング理論が存在し
プロからアマチュアまで色々な人がそれらを説いています。
どれを信じるかはあなた次第です。
是非、目標を見つけレベルアップしましょう!
私は皆さんのお役立てが出来るよう
自分の知識と理論をより分かりやすく書けるよう努力して参ります。
今回は大変長い時間、お付き合い頂きまして
誠にありがとうございました。
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