ゴルフスイングでチーピンが出ると痛いですよね。
ちょっとへこみますよね。
そこでチーピンの直し方について
また原因とされている
グリップや右手の使い方について書いて参ります。
それでは最後までお付き合いください!
Sponsored Link
Contents
チーピンの語源は?チーピンによる精神的ダメージとは?
ゴルフで『チーピン』って言葉よく耳にしませんか?
でも一体『チーピン』てどんな球なんでしょう?
チーピンの語源とは?
チーピンの語源は麻雀牌のピンズの7から来ています。
麻雀をされない方は「ピン」と来ないかもしれませんが
これがピンズの7です。
こんな球筋が出てしまう事をチーピンが出ると言います。
スライスの逆玉、かなり急角度で左へ。
飛距離は出ないし、とにかく左へ急角度で曲がります。
ドローボールでもなく、フックボールでもない
チーピン。
これが出るとホントに精神的に落ち込みますよね。
同伴者の方々が、フェアウェイを颯爽と歩いているのに
自分は、カートに乗らずすぐそこの左側のブッシュ(草むら)に
「1番ホールからこれかよ・・・」
っと、スライスが出るより落ち込まないですか?
これがチーピンです。
1度チーピンが出てしまうとその後のスイングが恐怖に・・・
チーピンはドライバーでよく出ますね。
アイアンよりもドライバーで出やすいです。
もし1番ホールのティーショットでチーピンが出てしまうと
1日のスイングにかなり影響を及ぼします。
特にスイングに研究熱心な方は
何でチーピンが出たのかを追求してしまいます。
『チーピンがでたらこうすれば直る』
もしくは『チーピンが出たらここ意識する』
と言った改善策を持たれているのなら良いのですが
持たれていないと
「何でチーピンが出たのかな~?」と引きずってしまいます。
またそれだけではなく1度出ると
次は絶対に出したくないと考え、ある事をしてしまいます。
それがさらにチーピンを招いてしまっているんです。
その『ある事』を
私の『チーピン実体験』でご紹介させて頂きます。
私のチーピン体験!チーピンが出るとやってしまう『ある事』とは?
1番ホールPar4でナイスショット!
2打目が直接カップインして、なんとイーグル!
「今日は久々のベストが出るかなぁ」と期待したその直後・・・
2番ホールのティーショットでまさかのチーピン。
しかも1打目がOBかも知れないので暫定球を打ちました。
が、しかしまた出ましたチーピン・・・
さらに暫定球。
さすがにヤバいと思いドライバーを捨て5番ウッドに
が、また左に大きくそれる・・・
更に打ち直したら、左サイドギリギリのラフへ。
結局、2番ホールで精根尽き果ててしまい
散々なスコアで終わってしまいました。
こんな経験ありませんか?
ここまでの経験はなかなかないと思いますが
1度チーピンが出してしまうと
連続してチーピンが出てしまう傾向にあります。
スライスが出る時は、
何となく修正出来るのですが
チーピンはとても難しい。
それはチーピンが出るとしてしまう『ある事』
が原因だと思われます。
それは!
『スイングを置きに行く行為です。』
そう、置きに行ってしまうと余計出てしまいます。
左に行くのが怖く
『振り切る事』が出来ませんでした。
当然、体は固くなり止まってしまい
手首が完全に返ってしまっていたのです。
自らチーピンが出るようにスイングしてしまっていたのです。
チーピンはフック系の人によく起こる?
チーピンが起こる時はフックの要素が強くなります。
腰の回転がスライスの要素
手首の返しがフックの要素
インパクト手前でこの急激な手首の返しが起こるから
チーピンが起こってしまうのです。
【インパクト】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイングのインパクト瞬間の形は?アームローテーションとの関係は?
もともとフック要素が強い人はチーピンが出やすいんですね。
フック要素の強い人とは?
・極端にインサイドにクラブを引く人
・極端なインサイドからクラブを下ろして来る人
・トップがフラットな人
・ボールの置く位置が右足寄りな人(過度なハンドファースト)
・過度なストロンググリップな人、
・下半身のリードが強い人
・ダウンスイングで肩や腕を回そうとする人
・ダウスイングで右肩が下がる人
以上がフック要素を含むスイングをしている人です。
もともとチーピンが出やすいスイングをしている為
スイングのちょっとしたズレで
チーピンが出てしまうわけですね。
いつも同じ精神状態、
スイング軌道をしていれば問題ないですが
やはりコースに出るとブレが生じやすくなります。
上記のようなスイングの方は修正が必要ですね。
動画を撮るか他人に見てもらうかをして頂き
自分がその傾向に合ったら
修正される事をお勧めします。
上記に出てきた中でも『テークバックをインサイド引く』方は
修正が難しいので取り上げてみますね。
テークバックでインサイドに引いてしまう人の傾向!
テークバックで
・肩を一生懸命に回そうとする
・肩を水平に回そうとする
・右肘を体に付けて回そうとする
こんな方は、強烈にインサイドに引き
トップがフラットな状態になります。
テークバックをインサイドに引く人の改善方法!
それでは修正しにくい
『テークバックをインサイドに引く事』について
ご説明していきます。
【テークバック】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング!テークバックの始動や仕方は?手首の動きは?腕のローテ―ションって?
テークバックをインサイドに引く人はほぼトップがフラット
と言って良いと思います。
【トップ】についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング!トップで止めるのは間違い?正しい理想的な形や位置とは?
このテークバックの人はなかなか直りません。
直す為には、かなりの勇気が必要です。
なぜなら想像以上に違和感を感じるからです。
まずテークバックの始動では出来るだけフェースを開かずに
グリップが右足手前に来るまで
飛球線に対して真っすぐ後ろに引いていきます(上げていきます)
コツは右肩を後ろに引くのではなく
背骨を軸にして右肩を上に左肩を下に回す感じですね。
また右肘を体からはなす事!
右脇は締めますが右肘は体に付ける必要はありません!
【右脇、右肘】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
インサイドに引いていた人はこう感じます。
「こんなにクラブが上に上がるんだ、これでホントに当たるの?」
大丈夫です。当たります!
信じて乗り越えて下さい!
私も以前は、テークバックをインサイドに引き、
トップがフラットになっていました。
フックボールがよく出るスイングをしていたのです。
(現在は修正しています。)
改善して慣れれば打ちやすくなります。
是非、トライしてみて下さい!
チーピンが起こる原因!なぜ右手首を急激に返すのか?
常に手首を無意識に使っている人は?
これは普段から手首を意識的に使わず
体の動きに合わせて無意識に手首を返している人が
ズレによって右手首を急激に返してしまう事から起こる現象です。
フック系スライス系関係なく、
インパクト直前で急激に右手首を返してしまうと
起こる現象ですね。
【スライス】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング!ドライバーのスライスを直すには『意識する事』を変えるだけ!
インパクト前のほんの一瞬の出来事で
脳が判断します。
ゴルフを始めたころは、スライスサーだったのに
いつのまにかフック系に変わったって方、いらっしゃると思います。
「上達したからだ!」
本当にそうなんでしょうか?
無意識的に感覚でスライスしないように
右手を使って、コックを早目に解き
良い感じで「つかまった」って思っていませんか?
【コック】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング 手首の使い方とは?正しくコックを使うと飛距離はアップする?コックの入れるタイミングはいつ?
そんな人が
コースに出て
「左に行かしたくないな~」とか
「右はOBか、スライスは絶対出さない」とか
「ようし、調子いいから飛ばすか」など
平常心ではなく、何かしら自分にプレッシャーを与えた時
スイングが狂ってしまう訳ですね。
そうするとさらに右手首を使ってしまい
チーピンになってしまうんです。
これがチーピンになる一つの原因です。
コックを早く解くため、下からヘッドが入りアッパースイングが
強くなり、下から上へ擦り上げる感じにもなってしまい
ひどいドライブがかかったチーピンに・・・
無意識に行ってしまっていて
尚且つ『掴まっている感覚』がある為に
何が悪いのかが分からなくなってしまう訳です。
修正が出来ない、
質が悪いのはそこで間違った修正をしてしまい、
体の動きが止まると
余計に手首が返りやすくなりまたチーピンに・・・
チーピンの負の連鎖ですね。
チーピンが起こる原因!グリップの仕方にも注意!
グリップの仕方の種類でストロンググリップがあります。
【グリップ】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイングでグリップは重要?正しく握るチェックポイントはこれだ!
通常のストロング(フック)グリップであれば良いのですが
極端なストロング(フック)グリップにしてしまうと
すでに腕のローテーションンをしてアドレスしている感じでになり
テークバックでは腕をほぼローテーションしない為
ダウンスイングで右手首が少しでも返ると
大きく左に、
すごく掴まった感はありますが
その分、最もチーピンが起こりやすいスイングという事です。
【ローテーション】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイングのインパクト瞬間の形は?アームローテーションとの関係は?
極端なストロンググリップは止める事をお勧めします。
チーピンが出にくいスイングへの改善方法!
フックの要素をすべて改善した上で
尚且つ
インパクトを迎える準備としてトップからの切り返しで
クラブを前倒し(クラブを立てる)しておく事が
非常に大事になります。
【前倒し(クラブを立てる)】についてこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ゴルフスイング!前倒しの(クラブを立てる)コツやタイミングとは?
「でも手首を使い過ぎると逆にチーピンになるのでは?」
いえ、意識的にローテーションを戻す行為になるので
無意識にインパクト直前で
帳尻を合わせる手首の使い方ではありません。
インパクトへ向けての事前の準備になるので
チーピンの原因にはなりません。
むしろ逆でチーピンを越さない為に必要な動きとなります。
それでもチーピンが出てしまったら?
フック要素を修正し新しいスイングを作り上げたとしても
チーピンが出てしまったら?
その時は、『ゆっくり深呼吸して』
次の事をチェックしましょう!
①上半身はリラックスしているか?(腕に力を入れていないか?)
②テークバックは真っすぐ上げられているか?
③トップの位置を確認!
④しっかり前倒し(クラブを立て)をして
インパクトを迎える準備が出来ているか?
⑤リズムよくスイング出来ているか?
⑥恐怖心は取れ、真っすぐ飛ぶ事をイメージ出来ているか?
以上をチェックし、自信と勇気を持ってスイングしてみて下さい!
そして、さっき出たチーピンの事は忘れる努力をしましょう!
必ず次は真っすぐ飛びます!
Sponsored Link
まとめ
チーピンは何かしらの精神的プレッシャーが加わった時
スイングにズレが生じ
右手首を極端に返して起こる現象と考えます。
まずは、常に平常心でティーグランウンドに立つ事が
重要になりますね。
それには、日頃の練習がものを言います。
自信を持って練習の成果を出してみて下さい!
チーピンの恐怖は無くなります!
・誰よりも早く100を切り、よく耳にする『90台のゴルフの楽しさ』を経験し、気付くともう80台に・・・同僚や後輩に圧倒的な差を付け「どうやってそんなに早く上達したの?」と言われたいなら!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
それでは最後までお付き合いを頂きありがとうございました。
Sponsored Link